第6回定時会員総会にて前会長の後任として会長に就任致しました田中貫志です。大役を仰せつかり、まさに身の引き締まる思いでございます。就任に当たりまして、これまでの8年間、当会の発展にご尽力されました牧島前会長に御礼を申し上げたいと思います。前会長は、任期の中で多くのことについて議論され決定されてきました。私においてもその決定におけるいろいろな議論に参加させて頂いていましたが、決して簡単なものではありませんでした。それだけに会長就任に関しましてはより責任が大きいと考えているところです。

 本年、公益社団法人大阪府診療放射線技師会は、創立70周年・法人設立40周年を迎えます。1948年(昭和23年)に関西放射線技師会として発足してから、歴代の会長がおられまた諸先輩方のご努力により多くの歴史を刻み今日に至り古稀を迎える事となりました。古稀は中国の唐の詩人であった、杜甫(とほ)の「曲江詩」(きょっこう)に由来します。「酒債は尋常行く処に有り、人生七十古来稀なり」とあります。これの訳は「酒代のつけは私が行く至る所にどこにでもある。しかし、70年生きる人は古くから稀である」となります。この詩句から、70歳を迎える人を「古希」と呼ばれるようになりました。因みに、「古稀」の「稀」は「まれ」と読めます。意味としてめったにない・めずらしい・少ない、という意味から、昔は70歳まで生きることが非常に「まれ」であった。現在は、「長生きしてほしい」という希望をこめて、「古希」の文字に「希」を用いる方が多くなっています。

 本会も10年前に「還暦」、今年は「古希」を迎え、会員の皆様方のご協力を得て77「喜寿」、88「米寿」、99「白寿」と歴史を刻んでいきます。

 今年度、本会のスローガンは、「想いをつなぐ70年」―次世代への架け橋―です。諸先輩方から新人技師まで一致団結して、次世代の大阪府診療放射線技師会を築いていかねばなりません。本年開催されます70周年記念式典を本会の会員の皆様方も、本会の歴史を作る一員としてこの記念事業をきっかけに参加して頂き盛大にお祝いしたいと願うところであります。

 さて『龍となれ 雲自(おのず)と来たる』という言葉がございます。

 龍は、天高く昇り、その眼ははるか遠くまで見渡すといわれ、孤立しているように見えても、高い志で理想を説き続けていけば、同志は自然に集まってくると言う意味で使われています。大阪府診療放射線技師会を愛する会員の皆様方とともに、志を同じくしながら、強い熱意を持って本会に携わらせていただきます。

 私のモットーは「情熱」の七つの頭文字で表しています。

 (成功への情熱)

 PROFIT(利益)     

 AMBITION(願望)    

 SINCERITY(誠実さ)  

 STRENGTH(真の強さ)

 NNOVATION(創意工夫)

 OPTIMISM(積極思考)

 NEVER GIVE UP(決してあきらめない)

 例えば、失業して何かの商売を始める時には「利益」を期待します。また、自分自身や家族の励みになるような大きな夢、「願望」を持たねばなりません。強い願望と希望を抱き、独立した企業家として将来に立ち向かうことは、同僚たちにとっても、社会にとっても有益なものである。そしてもっと大事なことは、「誠実さ」を持つことです。回りの人たちに対してだけでなく、自分自身に対しても誠実でなければならない。その上で、起こりうる問題点について解決策を考え抜いておくことが、問題に直面した時に立ち向かってゆく強さと勇気を与える。このような問題を回避するために「創意工夫」して頭を使い続ける。そうすることにより、この計画は成功するという確信が心の中に湧いてくるのを感じるようになります。いったん始めたら、今度はそれを続ける固い決意と粘りを持たねばならない。成功するまでは「決してあきらめない」ことです。

 本会の難題に対しても決してあきらめることなく、進み続けたいと考えています。ただ、少しだけ皆様方のお力を貸して頂ければ幸いです。会員の皆様が蝶々の羽ばたきのように、小さな動きでもよいので羽ばたいていただく事により、小さな動きが時間とともにどんどん広がって、大きな現象を生み出すことがあります。(バタフライ効果)

 本会における環境(他団体・会員数等々)におきましては、これからもさらなる変化が見込まれます。今の人達だけでなく、若い世代の人たちにもどんどん理解してもらうべく、新たなツールを創りだしていかなくてはいけません。そのためには、会員の皆様方のお力添え、ご協力が必要となります。より良い運営を目指して、任期2年間全力投球で頑張っていく所存です。引き続きご支援・ご協力をいただきまして、より良くより高い、だれからも愛される本会を目指し初心を忘れず、公益社団法人大阪府診療放射線技師会のさらなる発展に努めて参りたいと思っております。

 会員の皆様方のご理解とご協力を何とぞ宜しくお願い申し上げます。