向夏の候、会員の皆様におかれましては、いっそうご活躍のこととお慶び申し上げます。皆様におかれましては、本会の事業の推進につきまして、ご理解とご協力を頂き深く感謝申し上げます。

 去る5月29日に開催されました第4回公益社団法人大阪府放射線技師会定時会員総会におきまして、任期満了に伴う役員改選が行われました。会員による選挙、理事会承認を経て、4期目の会長に再任させて頂くこととなりました。これも偏に皆様方のご支援、ご尽力の賜物と心よりお礼申し上げます。また、この度、退任されました旧役員の方々には、これまで本会に貢献して頂いたご苦労に対して感謝申し上げます。

 会長再任にあたっての目標は「公益社団法人の継続」「組織の強化」「人材の育成」です。一つでも多くの公益事業を行い、府民の健康維持と増進、地域医療における保健衛生の普及と向上を図り、会員の資質向上など社会的信用のある組織作りに取り組んで参りたいと思います。そして、診療放射線技師ひとりひとりの技術力の向上を図り、チーム医療に対する教育等も推進し、バランスのとれた人材育成を行うことが組織の強化につながると思っています。

 2014年には、業務拡大に伴い診療放射線技師法の一部が改正されました。2015年からは日本診療放射線技師会と連携し「業務拡大に伴う統一講習会」を実施しています。本年も全ての診療放射線技師を対象に統一講習会を実施してまいります。厚生労働省では、業務拡大に伴う検証委員会が立ち上がり、拡大された業務の質の検証や受講者数についての検証が行われています。国民に対して安全な医療を提供するためにも、ぜひ受けて頂きたいというのが厚労省の考え方です。保健所が行う医療監視の際には、この講習会受講の有無を聞かれるそうです。日本診療放射線技師会ではチーム医療を推進するために、患者さんの安全を第一優先とし、医療安全の視点からさらなる業務拡大を準備しています。

 今年は診療放射線技師会にとって大きなチャンスが来ました。7月には参議院選挙が行われます。長年の夢であった、私たちの仲間を国政へ送り出したいと思っています。議員を国会に送ることができれば、技師法の改正やさらなる業務拡大を議員立法で実現することができ、診療放射線技師の地位向上も大きく前進します。診療放射線技師会は職能団体です。仕事をする上で、私たち診療放射線技師の職業を守るために技師法の維持、発展のために活動しているのは診療放射線技師会です。諸先輩達が築いて来られた法律への取り組みを推進して行きたいと思っています。

 本会の平成28年度のテーマは「みんなで作る確かな信頼」です。これは患者さんを中心としたチーム医療推進にあたり、医療者と協働しながら患者さんに質の高い医療技術を提供する診療放射線技師を継続的に支援し社会的責任を遂行したいという公益社団法人大阪府診療放射線技師会の願いです。今、診療放射線技師会は大きな転換期を迎えています。本会の発展への礎
を築いてくださった諸先輩たちの勇気と気概をしっかりと受け継ぎながら、会員の皆さまとの力強い連携と協調のもと、直面する諸問題に対して挑戦していきたいと思います。新役員一同、頑張りますので更なるご支援、ご協力をお願いいたします。